残暑お見舞い申し上げます。
朝晩は、さすが信州らしく涼しい日々が訪れました。
しかし、長期天気予報は9月は残暑が厳しいと伝えています。
暑さに対抗する体力回復剤と言えば、「焼肉定食」が定番です。
信州牛の切り落としを150gと玉葱をシンプルに味噌だれで炒めてあります。
満腹で午後の暑さを乗り切ってください。
女性のお客様に人気なのがハンバーグ定食です。
信州牛切り落としと県産豚肉の合挽き肉が濃厚な味わいに感じられると思います。
サービスランチはPM1:30がラストオーダーになります。ご注意を。
9月になり強烈だった真夏の日差しも、ここ数日でいくらか柔らかい感じになってきました。まだまだ残暑のぶりかえしは続くとは思いますが、それでも夕刻になれば涼しい風が吹いてきます。
このシーズン宗石亭のホールではどちらかというと少人数グループで盛り上がっているご飲食の席がめだちます。
お盆中に大勢のお客様を迎えてご苦労様だったご夫婦・家族だったり、暑気払いなど会社のご宴会の幹事役をつとめたグループの飲みなおしの席だったり、この夏の各種スポーツイベントで盛り上がったサークルなどでの気の合う仲間同士の席だったり・・。
本格的な真夏の暑さも過ぎてのおつかれ会のように、さまざまなグループの方々が和やかな雰囲気で宗石亭の焼肉やすきやき・しゃぶしゃぶを楽しんでいらっしゃいます。
まだまだ日中の暑さを体感した後は宗石亭の生ビールが美味しいのですが、そろそろワインや焼酎、生貯蔵酒などなども存分に楽しめる季節が到来しそうですね。
この数日は朝夕は意外に冷え込み、秋の気配がすぐそこまで訪れているように感じられます。こうなると宗石亭のお客様の嗜好もたちまちに焼肉からすきやき・しゃぶしゃぶなどの鍋料理に移行するようです。
厳選した国産牛・信州牛を使用した宗石亭のすきやき・しゃぶしゃぶでの宴。まず一杯目はみなさま瓶ビールや生ビールでしょうか。
そして次は・・これからの季節ますます美味しくなるのはやはり日本酒。熱燗でキュッと飲るもよし、キンと冷えた生貯蔵酒でグラスをかたむけるもよし。いずれも美味な牛肉料理との相性は抜群です。
こちらも人気の信州飯山みゆき豚のすきやき・しゃぶしゃぶ。オススメです。
本格的な味覚の秋をまえに、宗石亭の信州牛料理で夏の疲れを癒しませんか。
残暑、日中はなかなか厳しいです。
例年だと鍋物シーズンに入っているのですが、今年は焼肉のご注文が多いようです。
信州牛の上ハラミは、欠品してしまうことが度々ある希少品になってしまいました。
お客様も赤身肉の本当の美味しさに気がつかれたようです。ハラミのやや粗い筋繊維を噛締めるとにじみ出る味こそ、牛肉マニアの王道の味です。
画像は上ハラミと上カルビです。
上肉をご注文のお客様は、この組み合わせをお好みのようです。
日本人の主食「お米」の偽装問題が毎日報道されています。
本来食べられない物を流通させてしまった、業者の罪は重いと思います。
まったく酷い話です。
「儲かれば何をしても良い」という概念は、私たち日本人の商道徳のなかで、特に食品業界では最も軽蔑され、すでに淘汰されたと思っていました。
しかし、確信して犯罪を実行する人々がいる限り、問題は根深いようです。
味覚の秋の到来です。
地物のキノコが出回り始めると、すき焼としゃぶしゃぶが一段と美味しく感じられる季節がやってきます。
一足早く、鍋物用の長野県産和牛と交雑種の手当てを開始しました。より良い品質を確保するためには、常に早めの発注が市場において必要なため、慎重な選別が必要です。
今年の秋冬も常に「ぶれない」信州牛の品質の確保を最優先課題として、お客様のご信頼にお答えしたいと思います。
今日は涼しいどころか肌寒い一日でした。
何なんでしょうか、この強い北風は・・・
本日の夜の部のお客様は全員すき焼としゃぶしゃぶをご注文されました。
焼肉をお召し上がりのお客様は一組もいない、珍しい日となりました。
こうなってくると、特製のポン酢醤油を仕込むピッチを早めなくてはなりません。
当店のポン酢は昆布を加え、じっくり熟成を待つのが特徴なので、秋冬は仕込みに気を遣います。
昆布は天然の真昆布を使っています。
いろいろ試したのですが、ポン酢醤油に旨味を加えるには真昆布が最良と判断しました。
残念ながら長野県内では入手しずらいので、大阪の専門店から取り寄せっています。
昨年は真昆布の大凶作の年だったらしく、業者から「値上げの要請」の通知がきました。
昆布よ、お前もか・・・
しかし、ポン酢醤油の品質はしゃぶしゃぶの生命線です。品質は落とせません。
もうひとつ、品質にこだわるのがだいだい酢です。
青だいだいの果汁のことですが、これもブランドにより、かなりの品質の開きがあります。
当店では静岡県産の選び抜いた果汁を使用しています。
香りの密度が違います。
是非お試しください。
胡麻だれ放浪記
しゃぶしゃぶ=牛肉の水炊きという料理は、当店でもかなり以前からメニューにあったのですが、爆発的に流行し始めたのは1980年代、あのバブルな時代とともにやってきたような記憶があります。
当時、東京在住だった私は父の上京の際に「しゃぶしゃぶ」を食べに行った記憶が頻繁にあります。
秋葉原の万世橋近くの某店、新宿の某店、赤坂に本店を持つ某店、代々木にある?な某店そして浅草の某店。
私は牛肉を食べられるだけで満足だったので、店舗の詳細など全く記憶にございません。
今思うと父の目論見は、当時の牛肉料理のトレンド「しゃぶしゃぶ」を息子に学ばせ、長野の地元で展開したいということだったのでしょう。
数年後、須坂に戻り本格的に精肉店の修行を積み始めながら、今度は関西遠征を試み始めます。
関西には飲食店を併設した、大型の牛肉専門店が今でも数多く存在しますが、当時は最隆盛を極めていたころです。
父がよく話していた、京都の有名店と大阪の有名店は精肉売り場も併設しているので、是非見てみたいと思っていました。
その頃の私はは、しゃぶしゃぶ=胡麻だれという料理を、まだ良く理解できていなかったので「全部食べて覚えよう」と無謀な考えを起してしまいました。苦行を自ら選んでしまったのです。
そして、胡麻だれ遠征は始まります。
〈続く〉