2017年05月16日
より質への転換2
精肉卸小売店を休止してから、18年経ちました。
しかし、店主の気持ちは精肉店のままです。
飲食店・料理店経営者としては未だ?な自覚が有ります。
どうしても、牛肉という素材に対しての気持ちの偏りが過剰なのです。
専門店だから良いのかもしれませんが、果たしてお客様から見て「これで良いのだろうか?」という疑念も湧いてくるわけです。
牛肉のの品質鮮度とそれを見極める目利きと経験がものをいう商売です。
店主ができることは、その状態に合わせた最適な作業を組み立てる…
肉屋の仕事で一番重要なのが実はこの部分。
飲食店の皆さんが軽視しているのもこの部分。
やっぱり肉屋の店主が経営しているから、お客様に認められているのか?
それとも、もっと勉強してサービス業として洗練されるべきなのか?
いい歳をして、未だ迷いの最中です。