今年も野沢菜の漬け込みを終えました。
市内豊丘地区のもので、良質です。仕上がりが楽しみです。
豊丘といえば、私の祖父の出身地であり、明治のころから畜産の盛んな地域でもあります。
その昔は灰野牛とよばれた牛たちが家畜商の手によって各地に運ばれ、丈夫で育てやすいという評価を頂いていたようです。
もっとも当時は最初から肉用としてではなく、農家の労役としての役割のほうが大きかったはずで、肉用種としての評価より扱いやすい性格の良い、人間慣れした牛たちが望まれていたのだと思います。
豊丘の灰野地区の畜産に関する歴史は古く、何故こんな山奥に当時の先端技術である家畜の制御方法が大陸から伝わったのか、調べている人たちもいるほどです。
7月になると全国の和牛産地で共進会とか見本市と呼ばれる牛枝肉の販売会が開催されます。
長野県内でも各地で始まっています。プレミアム牛肉もたくさん上場されているようなので、まもなく当店にも極上肉が到着すると思います。
週末のご宴会の予約状況も、そろそろ混み合い始めました。
広間をご利用のお客様は、早めのお問い合わせをお待ちしております。
本日の仕入
0827808827
0827807479
1029535368
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http://www.pref.nagano.jp/nousei/nousei/oisiinet/contents-premium.html
おー安曇野の名人の牛ですねー。
生まれも育ちも長野県産。
15年程前から、好んで仕入れている生産者です。
美味しいお肉の旨みを数値化することと、私の牛肉に対する経験則が合致したので、安心しました。
プレミアムがつく牛肉は、昔から見た目だけではありません。
私たち専門職とスーパーの精肉バイヤーの牛肉に対する評価が、大きく分かれるのを日常的に見てきた者として、何か報われたような気がします。
格付けはA-4なので画像では肌理が粗く見えますが、光沢があり美味しいお肉です。
脂のしつこさを感じさせない肉質だと思います。
ご来店をお待ちしております。
1231630943
http://www.pref.nagano.jp/nousei/nousei/oisiinet/contents-premium.html
木曽の名人に育てられた、生まれも育ちも長野県産ですね。
長野県は幸い牛の大型化に極端に走らなかったので、和牛の原種・但馬牛の特徴を多く残しています。
この牛は個体も小さく、昔の牛の体型です。
信州プレミアム牛肉は、私たちのような専門職が経験により判断していた牛肉の旨み成分を、数値化しようという試みです。
これは判りやすくて、お客様には良いですねー。
美味しい牛肉は、スライスした表面のザラつきがありません。
しゃぶしゃぶでお召し上がりいただくと、品質の差がお分かりいただけると思います。
ご来店をお待ちしております。
信州プレミアム牛肉の取扱登録店に参加することになりました。
今更という感じがしないでもないのですが、プレミアム牛そのものは高品質なのでご紹介します。
信州プレミアム牛肉のページ http://www.pref.nagano.jp/nousei/nousei/oisiinet/contents-premium.html#nintei
私は近年の牛の肥育に疑問を感じている部分があったので、注意深く見ていきたいと思います。
平成の時代になってから、畜産の生産性を重んじるあまり、牛の大型化に依存しすぎ肝心の味覚という「お客様が最も望まれている部分」が多少犠牲になっていた様に感じます。
パソコン用語にロールバック=(以前の状態に戻す)という用語がありますが、和牛もどうやらそんな場面に直面しているようです。
中国のある地域では肉牛の肥育がすでに始まっています。
恐らく肉質世界一だと思われる和牛の遺伝子も、すでに中国に渡ってしまっているかもしれません。
畜産界も今のうちに手を打たないと、いけない時期なのだと思います。
本日のプレミアム牛肉の仕入れ(メモ)
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固体識別 https://www.id.nlbc.go.jp/top.html